MySQLコンテナとWordPressコンテナを立てる
なんと基本的に以下の2行で最新のWordPress環境が構築完了します。
WordPressの管理画面にどんなメニューがあったかなーとか、ちょっとしたテストしたいなーとか、ちょっとした動作確認するのにとっても便利です。
※もちろん、Docker環境が入っていることが前提です。
docker run -d --name mysql_wp -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=123465 mysql docker run -d --link mysql_wp:mysql --name wp -p 8080:80 wordpress
上記コマンドを実行すると、mysql_wp
とwp
という名称の2つのDockerコンテナが作成されます。それぞれ、DB用のMySQLコンテナ、WordPress用のアプリケーションコンテナとなります。
起動まで数秒程度~数十秒かかる場合がありますので、しばらく待ってから以下のURLをブラウザに入力してみてください。
http://(ホストOSのIP):8080/
すると、WordPressのセットアップ画面が出ましたね!
準備完了です!かんたん!
セットアップを進めて管理画面にログインして、あとは好きにいじり倒してください!
ただし、WordPressの最新バージョンに追い付いていない場合がありますので、その場合はWordPress管理画面に表示されているバージョンアップ催促のリンクからどうぞ。その場でアップグレードされます。
↓
サーバの出力を観察する
うまく動いてくれない場合やセットアップに時間がかかるような場合は、サーバの吐くログを観察してみましょう。何かエラーを吐いているかもしれません。
docker logs -f wp
MySQLコンテナの出力を観たい場合は docker logs -f mysql_wp
と打ってください。
コンテナを削除する
WordPressを気が済むまでいじったら、コンテナを削除しておきましょう。 以下の削除コマンドでスッキリです。(もちろん入力したデータやセットアップはあっさり消えますのでご注意ください)
# 削除(実行中のコンテナごと強制削除します) docker rm -f mysql_wp docker rm -f wp
削除せずに後でまた続きを確認したいときは、一旦stop
でクローズしておいて後でstart
してもいいです。
# 一時停止 docker stop mysql_wp docker stop wp # 再開 docker start mysql_wp docker start wp
docker
コマンドはまだまだオプションがありますので、別途詳説しているサイトを参考にしてくださいね!
ひとこと
いちいちどこかサーバを用意してファイルをアップロードしてデータベースをセットアップして・・とか全くせずに、テスト環境をポコンと用意してはあっさり捨ててしまえる(しかも早いし軽い)。
もちろん適材適所ですが、Dockerはかなり便利なツールです。
いい時代になったものですね・・!
確認したバージョン
- Docker1.3.2 on CentOS7.0